【生】と【死】を日々繰り返している肌細胞。 お肌の奥「基底層」で誕生した肌細胞は、成長しつつ表面に現れ、 そして「死」を迎え剥離してゆきます。 つまり「新陳代謝」、ターンオーバーを繰り返しているのです。 ターンオーバーのサイクル(周期)は、28日とされていますが、 それは「肌年齢」が20代前半の周期です。 かなりの個人差がありますが、下図が目安となっています。 |
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ターンオーバーのプロセス |
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大切なのが、死を迎える時の肌細胞の状態です。 |
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健康なお肌であれば、 この時「細胞中」の核が消滅し、セラミドなどの細胞間脂質を作り出してくれます。 化粧品や保湿クリームなどに配合されている「セラミド」。 その役目は、細胞の隙間を埋め、配列を整える事。 「皮膚からの水分流失を防ぎ」、「外からの刺激を守る」、大事な保湿成分です。 |
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しかし、これだけ化粧品や医薬品が開発されていても、 いまだ細胞が作り出す細胞間脂質(保湿成分)と同じものを人工的に作る事は不可能です。 2010年11月3日に NHK『ためしてガッテン』 カサカサがプルプルに!素肌力劇的アップ秘技 で放送されたように お化粧よりも肌細胞の新陳代謝を大切にする事が最も重要なスキンケアなのです。 |
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細胞の「核」が残り、セラミド・細胞間脂質が正常に分泌されていない肌の状態です。 この状態では、お肌から水分が失われ「カサカサ」になると共に外からの刺激を受けやすく 細菌なども入りやすくなる為、皮膚病などからお肌を守ることも出来なくなります。 何故、この様な状態になってしまうのでしょうか? 間違ったスキンケアも原因の一つです。 ・過度の水分補給 ・保湿クリームやオイルの塗り過ぎ ・やみくものパック ・こすり過ぎの洗顔 ・強いパッティング など 炎症などで異常を感じた肌が細胞を増殖させるため、 正常なターンオーバーのプロセスが崩れます。 その結果、細胞の「核」が残ったまま剥離されます。 つまり、「細胞間脂質(保湿成分)」が分泌されていない肌になってしまうのです。 奥秩父・彩の水でお勧めしています様に 適度な水分を与えた後、ごく薄くクリームや乳液でコーティングし、お肌にフタをする! これが、フェイスケア(美顔)にとって最も重要な事なのです。
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